ハイブリッドカー接近を知らせる装置搭載義務化へ

ハイブリッドカーは低速走行時など、走行音が非常に静かで歩行者などが気づきにくい点があった。
そこで、「ハイブリッド車等の静音性に関する対策のガイドライン」を策定し、各社に通達した。
(以下国土交通省資料より抜粋)
・対策の基本方針について
ハイブリッド車や電気自動車は構造的に音が小さいため、これら自動車の接近に対して気付きにくい、あるいは全く気が付かない状況が起こり得るということが、検討委員会で開催した体験会でも確認されたところである。
これに対し、運転者が注意すれば対策は必要ないという意見と、自動車の構造的な問題として対策すべきという意見の両方の意見がある中、この検討委員会では新しい時代のドライバーと歩行者のあり方に対し、なるべく多くの人の賛同をいただけるような解を求めていく必要があると考えて検討を進めてきた。
まず、運転者が注意すれば対策は必要ないとする意見については、一般エンジン車では、運転者が何か特別な方法により歩行者に自動車の接近等を伝えなくても、エンジン音などにより自然に伝えられているものを、ハイブリッド車や電気自動車では、運転者が細心の注意を払っていたとしても、歩行者側が気付かない場面が起こり得ることを考慮しなければならない。言い換えれば、自動車と歩行者のコミュニケーション手段の一つとして重要な役割を果たしている「音」がなくなり、コミュニケーションが不可能となる場面が生じ得るということである。また、運転者の多様性やヒューマンエラーの問題も考慮しなければならない。
対策:自動車の走行状態を想起させる音とする。
発音の種類として、・チャイム音、・メロディ音、・単音、・和音、・自動車の走行状態を想起させる音(原動機類似音等)、その他を検討対象とし、次のような視点から検討した。
・音としての気付き易さだけでなく、社会に周知しなくとも、自動車の存在や接近してくるか離脱していくか等の挙動が、自然に、無理なくわかるか。
・生活の中に違和感のある音として、入り込んでくることはないか。
・ドライバーが長期にわたり聞き続けることに耐えられるか。発音することに気恥ずかしさ等を覚えないか。
・加齢による聴力低下も考慮した気付きやすい音であるか
いかに自然に音を発することができるかが今後の課題だ。
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